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ピカブロ

毎日の暮らしの中で、役に立ったことや忘れたくないこと。

「言葉にできる」は武器になる~梅田悟司

この本、面白かった~!

とても良かったです。

 

自分のしてきたことに正解をくれて、奥行きが出て

自信をくれて、知らなかった視点も持たせてくれました。

 

この本で教えてくれること、提示してくれることは

『社会人1年目、これから会社勤めをする人』には向かないかもしれません。

 

社会・会社は、ビジネスマナーとして

端的に簡単に、自分を殺したような定型の文章を

書くことを求める会社も、求める先輩も大変多いと思います。

梅田さんも言っていますが、ビジネスメールやビジネスの場って

定型を重視するんですよね。

なぜか???

円滑にスムーズに、効率よく進めるためです。

会社が違っても、初めての取引先でも

相手がどのような人でも、定型があると双方わかりやすいんですよね。

共通言語のように、考えずに読めるので楽です。

 

このビジネス定型文を書ける人は強いですし

書き続ける人もいますので、人と関わりながらビジネスをする人は

書けないといけないです。

しかし、

人を動かしたり、人の上に立ったり、人の上に立ちたかったりするのであれば

自分の言葉を持たないといけない。

自分の考え方を自分の言葉で表現できないといけない。

そんな時、ビジネスメールだけ書き続けて、

定型文だけ書ける人には何の魅力も、

なんの「自分の言葉」もないですよね。

 

SNSでフォローされたり、シェアされたり

ツイッターリツイートされるのはなぜか?

それは人の心を打ったり、おもしろい!と思ってもらったり

人に紹介したいと思ってもらったり‥

誰かの心を打ったからなんですよね。

こんなふうに、誰かの心を打つのは、言葉だよなあ。

文章として書かれていたり、音になっていたり、写真や動画もありますが

表現方法が何であれ。

 

言葉にできる=表現できる

 

表現できることは武器になる。

表現することしか、自分の、他の人とは被らない唯一無二の武器にはならない。

自分の言葉を表現することが、自分だけの武器になる。

 

ところで「表現」って、すごい単語!

表す

現す

2つの「あらわす」が使われてる!

贅沢だし、すごく強い単語です。

 

梅田さんは理系だ…と本人もおっしゃっていて

確かに経歴にも、上智大学大学院理工学研究科修了とあります。

彼のコピーをいくつも読んでみましたが

日本語だけにとどまらないコピーだなと感じました。

 

コピーって、考え抜かれて、練りぬかれた

すごく日本語の韻を踏んで

日本語として非常に味わい深いコピーが多いんです。

だから、英語で解説するのが難しい。

英訳するのも難しいし、英訳後に何を定訳にするかは

悩ましいです。

 

梅田さんの作るコピーは実にシンプルで、コピーというより一文。

一文よりシンプルな一文。

訳しやすく、英語ネイティブに対して説明しやすいんですよ。

 

私、日本に昔からある言葉をうまいこと英訳してみる

という地味な趣味を持っているのですが

梅田さんのコピーは訳しやすいなという印象です。

て訳した後にも、伝わりやすいな、と。

 

日本人が日本語で読んでもわかりやすく

英語など、他の言語にも翻訳しやすい文章を書けるって、強みだと思う。

 

そんなコピーを作る梅田さんの、頭の中が覗けて

その考え方を知ることができる、自分でも実践できるようになる一冊です。

 

スピーチや面接を控えた人に読んでもらいたい!

 

個人的には「先生、に怒られるよ」「〇〇に怒られるよ」と

人のせいにすることでしか子供を諫められない

子育てママにも読んでほしいです。