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ピカブロ

毎日の暮らしの中で、役に立ったことや忘れたくないこと。

少女漫画家~山田南平先生の描くマンガへの愛を語りたい。

少女漫画は読みますか?

私は、セーラームーン時代は「なかよし」派でしたが

姫ちゃんのリボン赤ずきんチャチャあたりから「りぼん」派に転向し

フルーツバスケットや日高家シリーズのある「花とゆめ」派に落ち着く、

という変遷を経てきました。

 

高校時代まではばりばりマンガが大好きで、毎月花とゆめも購入していたのですが、

大学時代になると、アルバイトや友達と出歩くことが増えて

服を買ったり着たりする方向に趣味が変わってしまい

マンガは、好きなマンガだけ読み続けていました。

 

そんな人生の中でずーっと好きなのが

山田南平先生のマンガです。

 

彼女は花とゆめを出版する白泉社を中心にマンガの執筆をなされている方です。

もう、彼女の描くマンガが好きすぎて。

画集も持っていますし、彼女の描くマンガのキャラクターが付録になる月には

「使う用の付録を確保するため」「保管する用の付録を確保するため」の

2冊購入するという徹底ぶり。

また、急展開時には、マンガを買うために中学校を抜け出して買いに行ったこともあります。こらこら。

 

何でここで急に山田南平先生のマンガへの愛を語っているのかというと

昨日本屋に立ち寄った際に、ふとマンガコーナーに差し掛かり

「あっ?」と思い出して棚を探して見ると

なんと、桜の花の紅茶王子が8巻まで出ているではないですか。

4巻まで買い、読んでいるマンガがいつの間にか8巻まで出てる!

しかも、8巻の帯にほんむーたんが出るとか出ないとか!

書いてあるではないですか!!

(※「桜の花の紅茶王子」は「紅茶王子」という山田南平先生の代表的なマンガのひとつの続編的位置づけなので、「紅茶王子」狂のわたしにとってはたまらないマンガなのです。アッサムらぶ‥!)

 

「桜の花の紅茶王子」の8巻の帯を見た私は、完全にスイッチが入り、

5巻~8巻までむんずと掴んでレジに直行しました。

しかしその他、雑誌1冊と書籍1冊も確保していたので、帰りの道程は荷物が重く、大変苦しゅうございました。

 

まあそんなこんなで桜の花の紅茶王子5巻から8巻をゲットしたわけです。

 

私は、電子書籍派です。

電子書籍はかさばらないし、大きさはkindleiPadなどのデバイスの大きさによりますから、雑誌などA4ワイドサイズの寸法の書籍でも軽々と持ち運べます。

VERYやマリソルなどの、大きくて厚い雑誌も、簡単に電車内でも飛行機でも持ち運んで、読むことができます。

しかし!

山田南平先生のマンガについては、手放せないですね。

これまで多くのマンガや書籍を手放しながら、断捨離を進めて生きてきました。

二度言いますが、山田南平先生のマンガは手放せません。

 

彼女の何がすごいって、マンガ全てが面白いところです。

 

 

私は「紅茶王子」から入りました。

紅茶王子」は、この名前で察していただければと思うのですが

設定がまあロマンチックなんです。

ロマンチックなんですけど、舞台は完全に現代の日本で、学園ものです。

シケた面して学生生活を送っていた若かりし私は、

学生生活っておもしろいんだなとか、

学生生活って楽しまないともったいないんだなとか、

そういう気持ちを持つことができました。

あらすじの概要は、

紅茶専門店を営む父親に教えてもらった大切な方法で紅茶を楽しむ、

紅茶同好会のタイコ、ソメコ、ハルカ。

満月の夜に紅茶を淹れて、紅茶のカップに満月を映しながら飲むと‥?

という、女の子が一度は興味を持つ(持たない人もいるかもしれませんね)、

「おまじない」を軸に話がスタートします。

ええ、女性陣が可愛いのももちろんです。

男性陣の、筋肉美と肉体美もたまりません!←

 

 

山田南平先生といえば、

「久美子と真吾」のシリーズです。

このシリーズは、今や多くの人が描く「年の差恋愛」を描くマンガです。

 

まあぶっ飛んでいるのが

・小学生真吾と高校生久美子という組み合わせ

山田南平先生のデビュー作がそのまま続きに続いて大作となった

というこの2点。

 

「年の差恋愛」って、ハタチも過ぎればまあいいかな、

10歳程度離れていても気にならないかな、っていう風潮が多いと思います。

が、主人公2人の出会いは、小学生時代と高校時代

ま~、いろんなことが起きて、色々と大変だったりもするわけです。

しかし2人は純粋に好き合って、大人になっていきます。

この話をデビュー作で描く、しかもデビュー時は10代と言うんだから

山田南平先生の才能!才能スゴイ!

こんな面白いマンガを描いてくださって本当にありがとうございます!

 

そのほかにも、オレンジチョコレートとか、空色海岸とか

面白い作品があります。

 

特に影響を受けたのは

彼女の描くマンガの、多様性です。

元気、可愛い、華やか、かっこいい子もいれば

不器用で口下手で、優しげだけど美人だけれど実は毒も吐く、とか

いろんなキャラクターがいます。

それぞれ成功したり、失敗したり、楽しげだったり仲違いしたりします。

受け入れてもらったり、受け入れてもらえずに喧嘩したり泣いたり

決断をくださならなければならなかったり

とにかく様々なシチュエーションがあります。

「久美子と真吾シリーズ」の真吾君なんて、ザ日本男児(?)で

口下手で喧嘩っ早いところがあって‥なんでこうなっちゃうんだか‥

みたいなこともたくさんしちゃうわけです。でも大切な人には優しいんです。

このように、様々な性格の様々な人たちが生活する様子を

描いていらっしゃる山田南平先生のマンガを読み続けたためか

「いろいろ、違っていいんだな」という、

違いを受け入れることができる性格になったのかな、って。

 

両親は、母親しかいなかったり

小さい弟の面倒を見なくてはいけなかったり

父親がいないことで寂しかったり辛かったり

逆に母親がいない家庭だったり

そんなキャラクターも出てきます。

 

例えば、私のパートナーの方は外国人なのですが

思えば「紅茶王子」も外国人がごろごろ出てきます。

「久美子と真吾」シリーズにも出てきます。

そして私が育った長崎県も、外国人が多い地域でした。

神奈川や長崎は、中華街もあれば米軍基地もありますからね~。

 

山田南平先生が舞台に起用されることの多い、逗子や葉山のあたりは

確かに外国人も少なくないでしょうし

そういった、日本人だけではない国籍の人たちがマンガに登場するというのは

先生自身様々な経験によるところがあるのかもしれません。

 

実際、もし日本人とイギリス人が対峙したら見た目の違いや

喋るのが日本語VSイギリス英語だったりして、大変じゃないですか。

マンガって、国籍の違う人が出てきても、

言語の壁や見た目の違いを無視して

登場人物たちが普通に会話したりしますよね?

あれ、変ですよね。マンガだからこそです。

例えば某海賊マンガでも、航海を経て様々な国に上陸しますが

文化の違いによるところの壁なんて描かれません。

しかし山田南平先生のマンガでは、壁がガッツリ描かれます。

見た目の違いを冷やかされ、言葉が喋れないことで孤立する姿が描かれます。

それはもう、大変です。

こんなに「人と違うことは大変である」「人と違うことは苦労の連続だ」

という姿を描かれると、読んでるこちらも辛いです。涙が出てきます。

人って、「違い」に敏感で「同じである」ことに価値や重きを置く人が多いです。

日本人にも多いですね、外国人が嫌いな方々。

アジアでも日本嫌いな人は多いです、アメリカにもKKKなどの組織がいます。ナチスだって人種差別集団。

 

今回、「桜の花の紅茶王子」の5巻から8巻をむさぼり読みながら

山田南平先生のマンガを読むことでわたしは、「違ってもいいじゃん、と気にしない」「違っても、その違いを楽しんで、好きなのか苦手なのかを判断できる」性格になったのかな、と思います。

すごーく影響受けてるじゃん?!

驚きますね。

紅茶王子をむさぼり読んでいた中高生時代のわたしは、

オトナになった自分が

外国人の方をパートナーにしているとは夢にも思わないでしょう‥。

 

とまあ、自分語りが混ざってしまいましたが

私はこれからも、山田南平先生のマンガを愛し続けます。

 

自分で読むのにも、思春期のお子さんに読ませるのにも

とってもいい作品たちだと思いますよ。

まさに今の桜の季節には「桜の花の紅茶王子」を、

しかしコレを読むなら先に「紅茶王子」を読んでほしい‥!

でも紅茶シリーズだけでなくほかの作品も面白いですよ‥!

 

山田南平先生大好き!

なんと来月「桜の花の紅茶王子」、9巻が出るそうです。

知らなかった。嬉しいニュース♡